木も谷茶堂

四万十川

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梼原町

慶長九年(1604)から十一年にかけて津野山郷各村々に茶堂を建て、弘法大師、孝山霊、三界万霊を祭り、厄払招福の祭りをする申し合わせがなされたと、その起源について伝えられ、安永二年(1773)藩政時代の御巡見御用差出帖には辻堂と記されていて、そのお堂は、二間(3.6メートル)に一間半(2.72メートル)位の木造平屋建、茅葺屋根、板敷きの素朴な形式であって、木像、石像等の諸仏を安置して祀り、津野氏の霊を慰め、行路の人々に茶菓の接待を地区民が輪番で行い、信仰と心情と社交の場として、うるわしい役割を果たしてきた。現在も季節により行っているところもある。茶堂の数は、明治四十二年(1909)に五十三棟、その後減少して昭和三十八年(1963)には十八棟になり、現在町内には十三棟が保存されている。

木も谷茶堂

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