北ノ川城址

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四万十市西土佐中半

字北ノ川口より尾根伝いに上ること約千五百メートル、峻崖行方を遮り大小の岩石を蔽い隠すように無数の鬼羊歯雑木等目関に生い繁り登攀を拒む。北ノ川口より約一時間三十分余にしてようやく空掘りに達す。城は龍篠山(標高七百七十三メートル)より南東に延々と続く尾根上にあり西南に四万十川沿いに広がる中半口屋内の各集落を一望に収め、東北方は眼下に北ノ川渓谷を見下ろし、山肌には大小の岩石絶壁をなし、雄大にしてかつ天然の要害であると思われる。尾根上には本丸・二の丸・三の丸の跡らしく、大小数段の段丘があり各段丘間にはそれぞれ空掘の跡も目にしるく往時を偲ばせ、かつては瓦・瀬戸物等の破片もみられた由であるも今日では洋歯類の繁茂に妨げられて探索のすべもない。この城は一条の上席家老たりし土居宗珊が第一子で中村今城伊豆守が長宗我部元親の命により伊予勢に備えて築いたものという。
(看板引用)

北ノ川城址

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